■「まさかのヘディング」

 久保のヘディング弾はプロキャリア初。SNS上には「まさかのヘディング」「ヘディング決めるの初めて見たかも」「久保のヘディング打点高いし上手すぎる」「めっちゃ高い軌道で、しかもちょっとロングだし、めちゃくちゃむずいだろ、このヘッド」「感謝というより“待たせてゴメン”って感じ」などのコメントが寄せられた。

 また、久保は数日前に重病が伝えられたクラブの栄養士イオン・ゴメス氏宛てに、「EUSTI IONGO! ZUREKIN GAUDE(頑張っていこう!イオンゴ!僕たちは共にある)」と記されたTシャツを掲げ、この行為も現地では大きな話題と称賛を集めた。

 試合は後半アディショナルタイム、久保とオヤルサバルがベンチに下がった直後にPKを与えて1−1の同点で終了することになったが、この日の久保のパフォーマンスに対する評価は高く、久々のゴール、プロキャリア初のヘディング弾は、今後の巻き返しを期待させるものだった。

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