■世界のサッカーの流れ

 そして、それは最近10年ほどの世界のサッカーの方向性とも一致していた。FCバルセロナの「ティキタカ」が一世を風靡したのも、はるか昔のことのように感じられる。クラブレベルでも、代表レベルでもカウンタープレスが世界の主流となっている。

 しかし、リカルド・ロドリゲス監督率いる柏はそんな流れに逆行するかのように、ボール保持率を高め、選手たちはボールを受けられる位置にポジションを変えて複数のパスコースをつくって、徹底してパスをつないで相手を攻め崩す(一時代前のような)スタイルのサッカーで準優勝を果たしたのだ。

 自陣ゴール前で相手にプレッシャーをかけられても、それでも柏の選手たちはパスをつなぐことで相手のプレッシャーを回避してボールを前に運んだ。

(2)へ続く
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