■キックオフの「2時間前」に着きたい
大会4日目の7月20日にワシントンDCでオランダ×サウジアラビアを取材し、翌日はボストンで12時半キックオフのアルゼンチン×ギリシャを取材することになっていた。アルゼンチンはマラドーナを擁する注目のチームである。JTBが手配してくれていたのは、ダレス国際空港を午前8時半に出発する予定のユナイテッド航空の便だった。
しかしオランダ×サウジアラビアを取材してワシントン都心のホテルに戻ったとき、今井さんが「もう少し早く行けないかな」と言い出した。予定の便の到着予定時刻は10時20分。ボストンの会場は、空港から70キロも離れた場所だが、タクシーを飛ばせばキックオフの1時間前には着くだろうという計算だった。しかしカメラマンはキックオフの2時間前に「ブリーフィング」があり、撮影ポジションが決まるので、できれば、10時半には競技場に着いていたいというのだ。
調べると、都心に近い「ナショナル空港」から7時に出発し、9時20分にボストンに到着するアメリカン航空の便がある。正規の航空券なら他社でも使えるはずだ。すぐにアメリカン航空のオフィスに電話し、2人分の席を予約した。翌日は5時半に出発しなければならない。私と今井さんは、早めに寝ることにした。










