■「我々が突き詰めてきたことは間違いではなかった」
後半、神戸は開始から大迫勇也を投入。町田を押し込む時間を長くしていったが、次の得点を奪ったのも町田だった。56分、藤尾が痛烈なミドルでネットを揺らして3-0とした。
土俵際に追い込まれた神戸の猛攻に遭い、62分には宮代大聖のゴールを浴びる。動揺してもおかしくない展開だが、町田はこらえる。終盤の77分に岡村大八を投入すると、この采配がピタリとハマって守備が安定。2点のリードを守り切ることに成功した。
町田は初の主要タイトルを獲得。J1昇格から2年で頂点に立った。キャプテンの昌子源は、この2年間に思いを馳せ「あなたたちのためにやらなければいけない、と強く思った」と、ついてきてくれたサポーターに涙ながらに感謝を伝えた。
黒田剛監督も満足気。高校サッカーからJクラブにやってきて3シーズンでは、賛否を巻き起こしながら躍進を続けてきた。念願のタイトルに「我々が突き詰めてきたことは間違いではなかった」と安堵し、「タイトルを取ったからこそ言えることもある」とさらなる高みへの意欲も感じさせた。
タイトルを得た町田がどう変わっていくのか--。強豪クラブとしての第一歩を踏み出した町田のさらなる進化が期待される。
■試合結果
FC町田ゼルビア 3-1 ヴィッセル神戸
■得点者
6分 藤尾翔太(町田)
32分 相馬勇紀(町田)
56分 藤尾翔太(町田)
62分 宮代大聖(神戸)



