11月18日、日本代表はキリンチャレンジカップ2025でボリビア代表と対戦し、3-0と完勝。序盤に先制ゴールを決めた鎌田大地が、2025年のラスト、しかも国立競技場での試合をすっきりと終わらせたかった日本代表に落ち着きをもたらした。
ガーナ代表戦で2-0の快勝を収めてから中3日、ワールドカップの南米予選で7位となって大陸間プレーオフを控える相手との試合に向けて日本はスタメンの7人を入れ替え。コンディション不良でガーナ戦を欠場した鎌田だったが、スタメンとしてダブルボランチの一角に入った。
会場が沸いたのは開始わずか4分。相手陣内でボールを奪取した遠藤航からボールを受けた久保建英が右サイドをドリブルで縦に突破し、ボックス右からマイナス気味に右足での柔らかいクロスボールを送る。鎌田は落下点に走り込み、胸トラップ。落ち着き払ってボールをワンバウンドさせてから左足を振り抜き、相手DFの股間を抜けたボールは逆サイドネットに突き刺さった。
先制ゴールを決めた鎌田は国際Aマッチにおいて47試合出場12得点。今年6月のW杯予選・インドネシア戦以来となるゴールに普段はクールな鎌田も笑顔を見せた。








