紫と黄色に染まった国立競技場で広島が掲げた歓喜の優勝カップ! バットマン田中聡のキーマン封じ&中野就斗のロングスローから荒木隼人の渾身ヘッド&ジャーメイン良のボレー弾!【サンフレッチェ広島vs柏レイソル】激闘PHOTOギャラリーの画像
サンフレッチェ広島が前半の3得点で柏レイソルを下し、2022年以来2度目のルヴァン杯優勝を果たした。(20251101)撮影/原壮史(Sony α1使用)
■【画像9枚】優勝カップを高々と掲げる広島の選手! 終了直後のガッツポーズ! 荒木隼人が渾身ヘッドの瞬間! 「バットマン」が柏のキーマン封! ジャーメイン良がボレー弾から歓喜!

【JリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド 決勝 サンフレッチェ広島vs柏レイソル 2025年11月1日(土)13:10キックオフ 国立競技場】撮影/原壮史(Sony α-1使用)

■今季最多6万2466人が詰めかけた国立競技場

 気温22.2度、秋晴れの国立競技場に集まった観客は、今季Jリーグ公式戦最多入場者数を更新する6万2466人を数えた。スタンドは「紫」と「黄色」に染まり、両クラブのサポーターの熱気に包まれていた。

 圧巻のコレオグラフィーの中で選手たちが入場し、キックオフを迎える。柏はいつも通り、ポジションを変えながらボールをテンポ良く動かし、リカルド・ロドリゲス監督のもとで築き上げてきた自信のスタイルでゴールを目指す。

 一方、今季リーグ戦最少失点の堅守を誇る広島はマンツーマンで対応して柏を苦しめる。特にフェイスガード姿の田中聡がピッチ中央で躍動。柏の攻撃のキーマンである小泉佳穂に前を向かせない。さらにスペースも使わせず、ポケットを使って数的優位を作ろうとする柏の目論見を打ち破った。

 試合は、ボールを保持しながらも持ち味を発揮できない柏とうまく守りながらもボールを前に運べない広島という展開へ。互いにゴールへ迫れないまま序盤は時間が流れた。

 均衡を破ったのは広島。前半25分、中野就斗のロングスローからDF荒木隼人が打点の高いヘッドで先制点を奪う。さらに同38分、ゴール正面やや右の位置でフリーキックを得ると、東俊希が左足から鋭いシュートを放って再びゴールネットを揺らした。

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