■他のプロスポーツよりも「短すぎるオフ」

 FIFPROの報告で最も衝撃的なのは、世界の主要なプロスポーツにおける「オフ」の長さの比較である。

 アメリカのスポーツで言えば、バスケットボールのNBAでは「ファイナル」に出場しても14週間、プレーオフに出なければ23週間、野球のMLBでは「ワールドシリーズ」出場チームは15週間、プレーオフに出なければ20週間のオフがある。オーストラリアン・フットボールのAFLでも、ファイナル出場チームで14週間、プレーオフに出なければ17週間となっている。すなわち、世界のトップクラスのサッカー選手と同様の高額を稼ぐプロスポーツで、選手たちは2か月半から5か月間もの「オフ」を取っているのである。

 それに対し、欧州のトップサッカークラブの選手たちは、本来オフであるはずの6月に代表活動が入るため、平均して3週間(!)ほどしかオフを取れていないという。

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