サッカーくじ「toto予想」(第1560回)8月16・17日(1)首位・鹿島を足踏みさせる「隠れ好調チーム」、4位・京都に待ち受ける「落とし穴」の画像
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 今回のtotoはJ1第26節の9試合と、J2第26節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

■ホームに迎える「侮れない相手」

 鹿島アントラーズが首位へと返り咲いた。柏レイソルとの上位対決に続いて、前節のFC東京との一戦を制することで、順位表の頂点へと戻ってきた。

 今節はホームにアビスパ福岡を迎える。10位のチームだが、実は侮れない相手である。

 現在好調なチームとしては、6連勝中のFC町田ゼルビアや、6戦無敗で4位につける京都サンガF.C.などが挙げられる。だが、そうした上位チームに負けないほど、10位の福岡も「隠れ好調チーム」なのだ。

 今シーズン2度の3連敗があった福岡だが、着実に勝点を積み上げている。現在、実にリーグ戦7戦で負け知らずなのだ。

 前節は川崎フロンターレに5-2と大勝した。相手に前半だけで2人の退場者が出た影響も大きいが、終盤まで攻め手を緩めず勝ち切った。

 一方、鹿島といえば、“しぶとい戦い”で知られるが、それを象徴するひとつが終盤の得点だろう。直近の2連勝はそうした80分以降のゴールが効いたものだった。

 だが、そうなると福岡との戦いでは強みが不安に転じる。福岡はここまで歩んできた7試合の無敗ロードで、後半の失点は2つしかないのだ。

 一時は首位にも立った福岡が現在の位置にいるのは、得点力が少ないからだ。だが、持ち直してきたのは、鹿島と1点しか違わない失点数の少なさのおかげでもある。

 鹿島は3連敗を脱したとはいえ、まだ完全復調とは言い切れない状況。さらに両チームの相性を考えれば、ドロー決着が妥当だろう。

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