■「5人交代制」で試合が面白くなった!
Jリーグをはじめ、今ではほとんどの大会で5人交代制が採用されている。ワールドカップをはじめ、国際大会でも同様だ。
5人交代制導入のきっかけは、新型コロナウイルス感染症の拡大だった。
しかし、コロナ禍が過去のものとなった今も(コロナウイルス感染症自体は今もなくなっていないが)、「5人交代制」はそのまま維持され、それに伴って、ほとんどの大会で9人がベンチ入りできるようになっている(日本の主要大会で今でもベンチ入りが7人というのは日本フットボールリーグ=JFLくらいのもの)。
5人交代制によって、戦術的交代の幅が広がり、試合は間違いなく見ていて面白くなった。
また、最近のサッカーは選手の走行距離がますます長くなり、また、フィジカル・コンタクトも激しくなっている。夏場の35度もある気象条件の中でそんな試合を繰り広げられるのは、5人の交代枠を使って疲労した選手を入れ替えることができるからだ。
かつて、交代が認められなかったり、交代枠が2人だけといった時代には、キックオフ直後から全力でプレーすると90分まで持たないので、力をセーブし、90分のペース配分を考えながらプレーすべきと考えられていた。
だが、「5人交代制」が普及した今では、最初からフルパワーで飛ばすような試合が多くなっている。
そうしたサッカーの「質」の変化をもたらしたのと同時に、「5人交代制」のおかげで夏場でも試合が続けられているのだ。










