■「PK失敗」も…押し込まれ続けて

 このPKはキッカーのケロリンが右に外してくれて助かったのだが、その後も日本は押し込まれ続ける。そして、GKの山下杏也加の好セーブでなんとか失点を防いでいたが、27分には山下からのフィードを拾われ、ドゥジーニャにスピードに乗って持ち込まれ、そのままミドルシュートを決められてしまう。

 試合内容を考えれば、「前半を1失点で防ぎ切れれば、日本にとってはむしろ幸運」と思われたが、前半終了間際の41分、ケロリンのスピード・ドリブルで持ち込まれて再びドゥジーニャに決められて日本にとって試合は難しいものになってしまった。

 さらに、後半に入ってもブラジルがゲームを支配。55分には左からのクロスをケロリンに決められて3点差。これで、勝負は決まってしまった。

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