■ベテラン・長友佑都が先発か
左ウイングバックには長友佑都と俵積田晃太の2人の可能性がある。5日の柏レイソル戦では2人揃ってベンチからスタート。長友は9分間、俵積田は19分間プレーした。両者、コンディション的には甲乙つけがたいが、ここまでW杯最終予選でも召集され続け、そして、チームをけん引してきた長友が満を持して先発となるか。
対する右ウイングバックは、佐藤龍之介と久保藤次郎が争うこととなる。6月にA代表デビューしたばかりの18歳・佐藤か、はたまた初召集となった久保か、注目だ。
香港戦での1トップのポジションを争うのは4選手。ジャーメイン良、細谷真大、垣田裕暉、山田新だ。この中で5日のJリーグで最も出場時間が短かったのは細谷で、わずか4分だった。ジャーメイン良も54分に留まったが、まずは細谷がピッチに立つか。
細谷が所属する柏レイソルでは垣田裕暉がポジションを掴んでおり、細谷の出番は限定的。それでも代表に召集されて、しかも、10番を与えられたのは、森保ジャパンからの期待の表れだろう。この代表3試合を復調のきっかけとできるか。
なお、細谷以外の原大智も含めて4選手はいずれも代表には初召集。出場した選手には、それぞれの得点力と前への意識を強く出すことが求められそうだ。また、1トップの想定にしては多めのFWを召集しており、前線の並びも含めて注目したい。
はたして森保一監督はどのようなメンバーを選ぶのか。大注目のE―1香港戦は、今夜19時24分にキックオフとなる。








