
7月に韓国で行われるE-1選手権は国際Aマッチデーの対象外であるため、国内組にとっては大きなチャンスとなる。森保一監督はこれまでに海外組から招集するプランも示唆しており、これまでなかなか呼べていない海外組が何人か入ってくる可能性もあるが、そこに関しては選手や所属クラブの事情が読めないこともあり、国内組からE-1選手権のメンバー26人を予想してみた。
2シャドーは原大智(京都サンガ)と相馬勇紀(FC町田ゼルビア)をファーストセットに、チャンスメイクとフィニッシュの両面で期待できる宮代大聖(ヴィッセル神戸)、北野颯太(セレッソ大阪)、見木友哉(アビスパ福岡)の3人を加えた。
大型FWである原は1トップでの起用も可能だが、よりワイドな位置で高さを生かして、周囲の選手に絶好のボールを落としたり、機を見てダイナミックなフィニッシュに持ち込んでもらいたい。前回E-1選手権でMVP級の活躍を見せた相馬はシャドーをメインにしながら、攻撃的なウイングバックとしての働きも頼りになる。見木は多様な攻撃の関わりを期待しながら、5、6人目のボランチとしても想定した。
シャドーに関しては有力候補をあげたらキリがない。ウイングバックとのポリヴァレントという基準で考えれば久保藤次郎(柏レイソル)は魅力的な存在だ。実績や信頼性を考えれば脇阪泰斗(川崎フロンターレ)の名前をあげないわけにはいかないが、ビルドアップに関わりながらゴール前まで飛び込んでいける躍動感とフィニッシュのクオリティを考えると、U-20代表メンバーである大関友翔(川崎フロンターレ)の抜擢も面白い。個の打開力という基準で見れば紺野和也(アビスパ福岡)も資格ありだが、ポジションや役割を考えると、現時点の1得点0アシストという数字のままでは森保監督にも推しにくい。