■「フットボールではなくなってしまう」
リカルド・ロドリゲス監督のチームらしい得点を挙げた柏だったが、その後は清水が猛反撃に出る。粘り強く耐える時間が続いた。
猛攻を続けた清水は86分、コーナーキックからドウグラス・タンキがヘディングを決めるも、VARのゴールチェックと主審のOFRによってファウルの判定となり、取り消しに。
秋葉忠宏監督が「我々はフットボールをしに柏に来た。あれがファウルならば、すべてファウルになってしまう。フットボールではなくなってしまう」と振り返る厳しい判定となったが、その後も気持ちが折れることはなく最後まで攻め続けた。
それでも、7分と表示されたアディショナルタイムも柏が守り切り、1-0で終了。
柏は2連勝。ピッチコンディションによる不安定さがあった前半と、30分以上守備に追われた後半という難しい試合だったが、苦しいときもしっかりと戦い続け、9戦負けなしで2位に浮上した。
清水は不運な判定もあって2連敗。6位からの浮上を目指す。
■試合結果
柏レイソル 1-0 清水エスパルス
■得点
52分 垣田裕暉(柏)