
フランス1部のAJオセールに所属するサッカー元日本代表FWオナイウ阿道が現地4月27日に行われたリーグ・アン第31節のRCランス戦で2得点を挙げ、日本人ファンからも称賛の声が寄せられている。
現在29歳のオナイウ阿道は、正智深谷高校から2014年にジェフユナイテッド千葉に入団して以降、浦和レッズ、レノファ山口FC、大分トリニータ、横浜F・マリノスでのプレーを経て、2021年7月にフランス2部のトゥールーズFCに移籍。1部昇格に貢献した後、2023年8月に2部オセールに加入して15得点を奪う活躍を見せ、今季再び1部に戻ってきた。
シーズン終盤を迎えて再びスタメン起用が増えた中、この日は0−0迎えた前半33分、ラシヌ・シナヨコのスルーパスに絶妙なタイミングでDFラインの裏に抜け出すと、右足ダイレクトでボールをすくい上げる技ありのシュートで、前に出てきた相手GKの体の上を越して先制のゴールネットを揺らした。
さらに2−0で迎えた前半44分、今度はショートカウンターからフリーでパスを受けてボックス内左に侵入。相手DFが急いで帰陣する中、右足で“エジルキック”のように地面に叩きつけるシュートを放ち、ゴール右隅に流し込んだ。