■シャドウの組み合わせは
ここまで最終予選6試合を戦った森保ジャパンのシャドウには、南野拓実・鎌田大地のコンビと、南野拓実・久保建英のコンビがあった。今回、まず起用されるのは南野拓実・久保建英コンビか。
鎌田大地はチームの戦い方が変わったこともあって、所属クラブでの出場機会はかなり限定的。試合勘を考えれば久保に軍配が上がる。その鎌田は、17日の練習後にサウナを2セットしたうえでの取材対応で「年齢も代表の中で上になってきて、チームのことも考えている」と話しており、どのような出場になってもチームに力をもたらす。
1トップには、セルティックで得点を量産している前田大然を起用する可能性もあったが、18日の練習では別メニュー調整に。練習場所にも姿を見せなかったため、初戦は上田綺世が起用されそうだ。負傷離脱期間もあって不安要素もあるものの、直近の試合であるエールディビジ第26節では2得点を記録しており、その流れを代表戦に持ち込むことが期待されている。
勝てばW杯出場が決まるこの試合のキックオフは、19時35分。森保ジャパンが歓喜をつかみ取る。
(取材・文/中地拓也)