
3月20日、サッカー日本代表は埼玉スタジアムにバーレーン代表を迎えて2026FIFAワールドカップアジア最終予選を戦う。その先発メンバーを考察する。
オーストラリア代表やサウジアラビア代表と争うと見られたこの最終予選だったが、残り2試合の時点で森保ジャパンが飛びぬけた結果を残している。6試合の戦績は5勝1分で勝点16を積み重ね、2位のオーストラリアには「9」もの差をつけている。3月シリーズでは2試合を戦うが、いずれかに勝てばその時点でW杯出場権を手にする。
その初戦・バーレーン戦でしっかりと白星を手にして、2試合目では新たな組み合わせなどを試したいところ。指揮官自身、選手には「勝ってW杯出場を決めること、勝ち続けてその先の目標に向けて前進すること」を呼びかけるとしており、結果と内容の両面で高いものを求める構えだ。
実際、今回召集された27人は、森保監督自身が「今回発表させていただいたメンバーはこれまでの最終予選のメンバー編成と大きく変わっていない」と話すように、見慣れたもの。その意図を「これまでやってきた積み上げの部分をよりスムーズに」と説明したうえでの「勝つためのベストなメンバー編成」としている。