■日本時間深夜に突然の発表

 順位確定が不透明な状況で、19日の試合は消化された。その結果、19日23時30分の時点でJリーグは公式サイト内で「勝点を19に伸ばした横浜FMは首位通過が決定。2位に川崎F、3位に神戸と日本勢が上位を独占する結果となった。」と発表していた。
 しかし、大会の公式エックス(旧ツイッター)は日本時間の20日午前0時29分に順位を思わせる画像を投稿。はっきりと順位は書いていないものの、それに従えば、横浜FMと川崎は1、2位通過に変わりはないものの、3位のはずだった神戸が一気に5位にランクダウン。また、8位のはずだった山東のエンブレムはなく、そこにあったのは9位だった浦項スティーラースの繰り上げではなく、10位の上海ポート。順位が大きく変動し、さらに、有利となっていた中国勢が入ってきたのだ。
 4位以上のチームはラウンド16において、先にアウェイゲームを戦い、後にホームゲームを行うレギュレーション。そのため、3位のはずだった神戸はその順序が逆で迎える可能性が高くなった。
 とはいえ、公式での説明は一切なく、この画像の順位通りとも限らない。そのため、SNS上では混乱の声が相次いだ。
「浦項は何も悪いことしてないのに勝ち試合取り消されて敗退とか普通にあり得んよな」
「これ試合数揃ってなくね?不公平すぎない?」
「結局中国勢だけ8試合消化ってことになったっぽい。そんなレギュレーションアリかよw」
「神戸の皆さんは怒っていいだろw」
「公式が既に出しているが、本当にこれでいいいのか?」
「ほんとに無効試合になったの??試合数にバラつきあるのにそれで順位付けはやばすぎるって。不公平にも程がある」
「これは各チーム抗議を出すべき事案。こんな無茶苦茶が許されたら今後大会としての意味が無くなってくる。」
 AFCはどのような判断を下しており、そして、今後、どのような説明があるのか。Jリーグ3クラブが参加している大会だけに、日本国内の影響も大きいものとなりそうだ。

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