【25年だからこその抜擢チャンスがある日本代表FW争いはどうなるのか (1)】上田綺世、小川航基がリードする中で大橋祐紀&古橋亨梧は……森保監督「代表に選ぶべき選手」の画像
古橋亨梧、上田綺世、小川航基、大橋祐紀 撮影:中地拓也
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 2025年は、サッカー日本代表にとって26年の北中米ワールドカップへの大きな分岐点となる。その中で、FW争いはどうなるのか。

 25年が岐路になる理由は2つある。一つは、3月のアジア最終予選で出場権を獲得することが濃厚であること、そして、7月にE―1選手権が開催されることだ。
 E―1選手権は過去大会同様に国内組を中心としたメンバーで挑むことが濃厚であることから、第2次森保ジャパンのレギュラー組でない選手にとっては格好のアピールの場となる。また、3月に出場権を獲得すれば、6月に開催されるアジア最終予選の2試合も抜擢される選手が出てくる可能性がある。ここまで最終予選ではメンバーを固定して戦ってきた傾向のある森保一監督も、昨年11月の中国戦のように門戸を開くはずだ。
 ウイングバックなどにポジションにおいては、これまでの「対アジア」で起用されていた選手から、「対世界」となったときに起用されるタイプが変わってくる可能性もあるが、FWというポジションにおいては求められるものは大きく変わらないだろう。北中米ワールドカップを目指すストライカーにとっては上記4人を意識しつつ、今年を格好のアピールの場にすることができる。

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