【25年はブレイクがマスト! J1でくすぶる選手たち(1)】復帰組の中山雄太、相馬勇紀、西村拓真、林大地、田川亨介らは苦戦、満田誠も停滞…。来季こそは目に見える結果が求められる日本代表経験者たちの画像
林大地、満田誠、西村拓真、田川亨介、中山雄太、相馬勇紀  撮影:中地拓也
全ての写真を見る

 2025年シーズンに向け、移籍動向が活発化している。J1に目を向けると、今冬は約半数のチームの指揮官が入れ替わる。それに伴って必要な戦力も変化するため、マーケットがより一層、動くのだろう。

 さまざまな戦力入れ替わりが起こる中、今季不完全燃焼に終わった面々は復活を目論んでいる。「2025年こそは持てる力を出し切り、圧倒的な存在感を示したい」と闘争心を燃やし、オフシーズン期間も精力的に調整している者も少なくないと見られる。
 とりわけ、日本代表経験のある選手たちは「このままでは終われない」という危機感が強いだろう。今夏、欧州から戻ってきた中山雄太相馬勇紀(ともに町田)、西村拓真(横浜→町田)、林大地(G大阪)、田川享介(鹿島)らは総じて今季苦戦しただけに、期するものがあるはずだ。
 まず中山と相馬だが、町田入りして後半戦のキーマンになると目されたが、中山は9月14日のアビスパ福岡戦で右ヒザ内側じん帯を損傷。2か月以上の離脱を強いられた。シーズン終盤の11月30日の京都サンガ戦で復帰を果たしたものの、彼を守備陣の主軸に据えたかった黒田剛監督にとっては誤算だったに違いない。

PHOTO GALLERY 全ての写真を見る
  1. 1
  2. 2
  3. 3