■ジッダでのコンディションの影響は
森保一監督は、9月シリーズの2試合では選手をほぼ入れ替えずに戦っている。どちらも同じく3-4-2-1で、変更点は1人だけ。2シャドウの部分で、1戦目では久保建英を、2戦目では鎌田大地を起用しただけで、他は同じだった。
このことからも、勝っている状況での選手変更は考えにくい。一方で、懸念されるのが選手のコンディションだ。サウジアラビア戦からは中4日あるとはいえ、気温と湿度が高いジェッダでの激戦が個々の選手にどう影響しているかは、選考に反映されるはず。
それを考慮すると、まずGKは鈴木彩艶か。サウジアラビア戦では好セーブも見せてクリーンシートに貢献。ここまで先発出場が続いている若き守護神が、今回もその能力を見せる。
3バックも引き続き板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹か。ここまで安定感のあるプレーを見せている3人は、高さも十分。オーストラリアは高さとセットプレーを一つの武器としており、身長185cmの谷口、同188cmの板倉、同190cmの町田であれば堂々と渡り合える。