10月15日、サッカー日本代表は2026FIFAワールドカップアジア最終予選の4戦目としてオーストラリアと対戦する。森保一監督はどのようなメンバーで挑むのか、考察する。
10月シリーズは、前半戦の山場といっていい2試合で構成される。すでに終わったアウェイ・サウジアラビア戦と次戦のホーム・オーストラリア戦で、その初戦は苦しむ時間を過ごしながらも2-0で勝利しており、この勢いをオーストラリアにつなげたいところ。
なお、システムは今回も3-4-2-1になることが濃厚だ。6月シリーズ、そして9月から始まったW杯最終予選はすべて“攻撃的3バック”を採用しており、ここまで結果を残していることからも変える必要はない。アウェイでのサウジアラビアという難しい試合も制したことで、その自信はより深まっているはずだ。
サウジアラビアの試合後、森保一監督は「攻撃的3バックは、皆さんがそう表現されていることで、選手の特徴を考えると攻撃的な選手が多いですけど、チームの戦術のタスクとしては守備も要求していますし、選手も守備から入るという戦い方を、(サウジアラビア戦での)押されて難しい戦いの中でもしてくれた」と話し、埼玉スタジアムでも同じように、いい守備からいい攻撃へという戦い方を見せるつもりだ。