9月22日、J1リーグ第31節が行われ、東京ヴェルディが2-0でサガン鳥栖に勝利した。その先制点となったMF山田楓喜のビューティフルFK弾が脚光を浴びた。
ようやく秋めいた味の素スタジアムでの一戦。その前半19分だった。リーグ戦3連勝中の東京VのFW木村勇大が強引な突破を見せ、鳥栖DF陣がたまらず倒してフリーキックのチャンスを得る。ゴール正面やや右、距離20m。ここでパリ五輪日本代表MF山田が宝刀を抜いた。
ボールをセットした後、鋭い眼光で集中力を高めた山田は、ゆったりとした短い助走から左足を振り抜く。するとその力感のなさとは相反した鋭いシュートが、壁の上を越えながら美しい弧を描いてゴール右上に吸い込まれた。
この芸術的な直接FK弾が決まると、DAZNの実況を務めた原大悟アナウンサーは「キレー」と絶叫。するとSNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「いやーキレイ!!笑」
「やばい!思わず綺麗言っちゃってる ネクスト俊輔や!」
「左足から放たれた虹 うわー、素晴らしいショットだ」
「きれーーーー!!は草」」
「こんなん叫んでまうって」