「聖人なのでは!?」7戦7発のJ1京都の救世主FWがプレー中に見せた“気遣い”に称賛の声!「人間性も尊敬できる」「プレーは鬼神の如し。心は天使の如し」などの声の画像
京都サンガF.C.の新加入FWが話題を集めている 撮影:中地拓也

 加入後7戦7発の救世主ストライカーが試合中に見せた“気遣い”が話題になっている。

 9月13日に行われたJ1リーグ第30節で、京都サンガF.C.は敵地ニッパツ三ツ沢球技場で横浜F・マリノスと対戦し、2-1の勝利を収めた。この試合の前半23分に先制ゴールを決めてチームのリーグ3連勝に貢献したのが、FWラファエル・エリアスだった。現在25歳のブラジル人ストライカーは、これでチーム加入後のリーグ戦出場7試合で7ゴール目となった。

 そして、この頼れる男がこの日、得点シーンとともにJリーグ公式エックス(旧ツイッター)に「心優しきストライカー」として取り上げられたのが、後半34分のシーンだった。

 相手陣内の右サイドでパスを受けたエリアスは、足裏でボールをキープしながら前方を指差し、声を挙げた。その直前のプレーで足を攣ってピッチに倒れた横浜FMのDF永戸勝也の状態を気遣ってのこと。その後、プレーが止まった際に永戸がピッチに座り込むと、誰よりも素早く相手チームの選手である永戸の元に駆け寄って足を伸ばす処置を行ったのだ。

 試合中はブラジル人らしい“ずる賢い”なプレーぶりで横浜FMの脅威となり続けたエリアスだったが、このシーンでは敵味方関係なしの“優しさ”を披露。横浜FMの主将MF喜田拓也からも肩を叩かれ、その気遣いを感謝されていた。

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