J2のV・ファーレン長崎が、クラブのユニフォームを着た人気サッカー漫画『ファンタジスタ』の登場人物2人などのイラストを公開した。クラブと作品、双方のファンから感激の声が上がっている。
日本各地で、新しいスタジアムが誕生している。今シーズンからは、J1のサンフレッチェ広島とJ3のツエーゲン金沢が、新たに誕生した球技専用スタジアムを新たな本拠地として使用している。
そのラインアップに、最新のメンバーが加わる。長崎市内に誕生する「ピーススタジアム」だ。
この新スタジアムは、アリーナやホテルなども併設された「長崎スタジアムシティ」の一部であり、さまざまな活用と盛り上がりが期待されている。V・ファーレンは、10月6日のJ2第34節から、このスタジアムをホームとして使用する予定だ。
新スタジアムの使用開始は楽しみでしかないが、クラブはこれまでホームとしてきたトランスコスモススタジアム長崎への感謝を忘れない。来月からのホームスタジアム移転を前に、9月を「ありがとう、トラスタ。」月間として、さまざまな形でトラスタへの謝意を表している。
これまでは、OBも含めた選手らのコメントが紹介されるなどしてきた。4日には、新たな試みが発表された。地元出身漫画家による作品とのコラボだ。
週刊少年サンデーなどで連載された人気作品『ファンタジスタ』の作者である草場道輝氏は長崎県、しかもトラスタがある諫早市の出身であるという。その道場氏が今回、トラスタや諫早への感謝の気持ちを込めて、スタジアムをモチーフとしたイラストを描き上げた。
トラスタを背景に、スタジアムにまつわるイラストが並ぶ。だが、何より目を引くのは両端に描かれた2人。主人公の坂本轍平と、最大のライバルであるマルコ・クオーレが描かれているのだ。