今回のtotoはJ1第26節の9試合と、J2第26節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。
J1が再開された。選手の出入りや仕切り直しのトレーニングなど、中断期間にはチームに変化をもたらす要素がさまざまあり、その影響が多少なりとも前節は見られた。
いわば、潮目の変化が感じられる時期だ。今節は、さらに大きくかき回される予感が漂う。中断期間の変化に加え、試合間隔の短い今節は、ターンオーバーであれ、選手の連続起用であれ、戦いぶりへの影響が大きく現れるはずだからだ。
北海道コンサドーレ札幌は前節、横浜F・マリノスに敗れた。残留争いには痛い敗戦だが、悪い要素にばかり目を向けるべきではないだろう。
攻撃的な横浜FMに怯まず、シュート11本を放って2得点。中断期間前の浦和レッズ戦に続き、複数得点を奪っているのは良い兆候だ。
今節対戦するアビスパ福岡は手堅いチームだが、勢いは札幌にあると見る。また、本拠地の名前が「大和ハウス プレミストドーム」となって初のゲーム。まさに仕切り直しにふさわしい一戦で、白星を取り戻すと予想する。