■「まじでこのシーン痺れた」
約50mの距離を1人で持ち運んだウェルトンも只者ではないが、この日すでにイエローカードをもらっていながら優れた洞察力と決断力を持ってスライディングで防いだ鈴木も見事。起き上がった2人はお互いを称えるように握手を交わした。
そして、このシーンをJリーグ公式エックス(旧ツイッター)が取り上げると、次のようなコメントが寄せられた。
「まじでこのシーン痺れた」
「何回みてもえぐいな」
「この鈴木淳之介マジで凄かった。滑らずに対応出来たら一番なんやろうけど、DFで1枚貰っててあのタックルは敵ながら脱帽」
「最後の握手の意味が素晴らしいです」
「まさに前節のベストシーンだね」
試合に勝利した湘南は、残留争いからも投げ出しそうな戦いぶり。敗れたG大阪は、優勝争いの中で痛い黒星となったが、このシーンにはサポーターたちも、悔しや以上に清々しさを感じたようだ。