6月30日、埼玉スタジアムでJ1リーグ第21節の1試合として浦和レッズがジュビロ磐田と対戦した。その試合後、同ピッチで惜別のセレモニーが行われた。
2021年5月に加入すると、浦和の最終ラインを“神”の如く支えたDFアレクサンダー・ショルツ。1992年生まれで現在31歳のデンマーク人DFは、デンマークリーグやベルギーリーグで結果を残して同国の代表メンバーにも選出されるなど、欧州でも確かな評価を得てきた。
そして浦和レッズのユニフォームを着たJリーグでも圧巻のプレーを披露。昨年はJ1リーグのベストイレブンに選出されており、その堅守によって浦和を昨季のアジア王者に輝いた。
そんな“神DF”が日本を去る決断をした。6月28日、クラブは「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することになりました」と発表。ショルツも、「共に闘い、共に思い出を作った3年間。悲しいですが、私はここでチームを去ります」などと、コメントを発表していた。