■3バックに期待されること
まずGKは大迫敬介。ミャンマー戦では前川黛也が守ったものの、満を持してサンフレッチェ広島サポーターの前で大迫が思い切ったプレーを見せるのではないか。
大迫敬介はアジアカップでは負傷の影響でメンバー外となっており、鈴木彩艶が守護神としてプレーした。3月の北朝鮮代表戦でも鈴木彩が引き続き守っており、このシリーズで召集されていた大迫はベンチから見守ることに。鈴木彩艶がU―23サッカー日本代表のメンバーとして米国遠征に参加している今回、大迫にとって広島の一戦は、再び守護神の座を確固とするための勝負の試合となる。
3バックは右から冨安健洋、板倉滉、町田浩樹か。アジアカップでも連携を高めた日本が誇るCBが、新たな姿を見せることとなる。
町田はシリア戦での3バックを参考に戦い方の考えを整理しており、シリアが4-4-2で来るのであれば「(ウイングバックに)シンプルにボール当ててあげるっていうのも一つの手だと思います」と、同サイドのコンビネーションもイメージしている。
また、この3人で挑む場合、町田と冨安の2人が攻撃参加することで厚みやサポートを加えることも期待される。その点、所属クラブでサイドバックとしても出場しているユーティリティさが生きることとなる。