■首位・町田の前にも「アウェイの壁」が!

 アビスパ福岡も、スケジュールが助けとなりそうだ。前節に続き、ホームで戦うことができる。

 相手は通算7勝1分19敗と、苦手の川崎フロンターレだ。だが、ホームゲームに限れば5勝1分7敗と、かなり勝率が上がっている。

 第7節から4試合連続で引き分けたが、前節はG大阪を相手に勝利を取り戻した。一時期の力強さが消えた川崎は、今季アウェイで1勝のみというデータもあり、この対戦は福岡に軍配が上がるだろう。

 首位のFC町田ゼルビアも、アウェイで苦しむことになりそうだ。

 今節乗り込むのは、国内屈指の観光地である京都。しかも現在は外国からの旅行者も多く、移動のストレスは大きいだろう。

 京都サンガF.C.とはもともと、通算3勝3分8敗と相性が良くない。しかもアウェイでは1勝しか挙げたことがない。現在17位と苦しんでいる京都との対戦ではあるが、勝点という土産を持ち帰ることは難しいだろう。

 読めないのが、ジュビロ磐田だ。

 前節の横浜F・マリノス戦に続き、東京ヴェルディとのアウェイ連戦となるが、移動が少ない可能性が考えられる。中2日の練習は非公開となっているので詳細は不明だが、関東に滞在していたならば、移動のストレスが無である可能性がある。

 両チームは昨季J2で対戦し、2試合とも引き分けだった。ここはドロー予想が妥当だろう。

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