J1のFC東京が、MF荒木遼太郎のサッカーU-23日本代表での様子をSNSに投稿した。魅力を倍増させる表情のギャップ、そしてその写真を選ぶセンスに、多くの人が称賛の声を寄せている。
U-23日本代表が、見事に仕事を成し遂げた。現在開催中のU23アジアカップで決勝進出を果たして3位以上を確定させることにより、パリ・オリンピック出場権を手にしたのだ。
その原動力のひとりが、荒木だ。準決勝のイラク戦では前半42分にチーム2点目となるゴールを挙げ、勝利とパリ五輪行きを引き寄せた。
U-16から年代別の日本代表に選ばれてきたが、一時はサムライブルーのユニフォームが遠のいた。鹿島アントラーズでスタートさせたプロキャリア2年目の2021年には、リーグ戦で10得点を記録して、リーグのベストヤングプレーヤーに選出された。翌年には背番号10を与えられたが、出場機会も得点数も急降下。昨季はリーグ戦無得点に終わった。
復活を期して、今季はFC東京へと期限付き移籍。これで流れが変わった。
開幕スタメンをつかむと、いきなり第1節で2得点。U-23日本代表合流のための離脱まで、6試合で5ゴールを挙げる活躍ぶりだった。
その流れが、今回のU23アジアカップにもつながった。その喜びは、FC東京も共有しており、パリ五輪出場権獲得決定後にはU23アジアカップの写真をクラブのSNSに投稿した。