4月に迫ってきたAFC・U―23アジアカップ(カタール)。2024年パリ五輪アジア最終予選でもあるこの大会で、日本は3位以内に入らなければ、96年アトランタから7大会連続の五輪切符を手に入れることはできない。
しかしながら、ご存じの通り、今回の最終予選はインターナショナルマッチデー(IMD)ではなく、欧州クラブ所属選手の招集はほぼ困難。エース級の鈴木唯人(ブロンビー)を筆頭に、斉藤光毅・三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、小田裕太郎(ハーツ)らこれまで招集回数の多いメンバーが参戦できないと見られている。
こうした中、ベルギー1部で戦う山本理仁と藤田譲瑠チマのシントトロイデン・コンビは重要な戦力と位置づけられている。彼らも4~5月にかけてリーグプレーオフ2があるため、クラブ側の反応は五分五分だというが、最終予選参戦が濃厚と目されている。その2人は今の大岩剛監督率いるU-23日本代表をどう見ているのか。21日のU-23マリ戦(京都)を踏まえて直撃した。