8強止まりに終わったアジアカップ2023(カタール)から1カ月あまり。3月の代表シリーズが目前に迫ってきた。
今回はご存じの通り、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮2連戦。21日に東京・国立競技場でホームゲームを消化した後、日本代表は26日のアウェーゲームに挑むことになるが、現時点ではまだその会場が正式決定していない。
ただ、現地視察に赴いたアジアサッカー連盟(AFC)は問題ないと判断していると複数メディアで報じられており、平壌開催はほぼ確実。森保一監督も平壌で試合をするつもりで準備しているという。
ただ、2011年11月の前回アウェー戦の際は、入国審査や荷物検査が長引き、空港で5時間近く足止めを食らっている。そればかりでなく、通信機器の没収、金日成競技場の人工芝ピッチ、5万人の大観衆による異様なアウェームード、度重なるラフプレーという数々の苦難に直面。そうした中で試合は行われ、0-1で敗れている。
そういった過酷な環境を踏まえると、タフに戦える選手をこれまで以上に加えなければならない。そこは指揮官に強く求めたいところだ。