■昨季レギュラー移籍のCBも質・量ともに充実
新井一耀が抜けたCBは、キャプテンの鈴木大輔、ブラジル人メンデス、左SBでもプレー可能な佐々木翔悟に加えて、立教大学から久保庭良太を獲得した。U-18から昇格した谷田壮志朗も含め、質、量ともに不足はない。メンデスと佐々木はレフティーで、新井一耀とのコンビでは左CBで起用されていた右利きの鈴木を、右CBに置くことができる。
右サイドバックは、小林監督がボランチからコンバートした高橋壱晟がファーストチョイスだ。さらには22年、23年に大宮アルディージャで右SBと右ウイングバックを担った岡庭愁人が、FC東京から期限付き移籍している。長い距離を何度もスプリントできるタフネスさを持った選手だ。
188センチのメンデスを筆頭に、千葉のCBは高さがある。ロングスローを投げられる岡庭を先発で使えば、チームの強みをさらに生かすことができる。
左サイドは昨シーズン37試合出場で4得点3アシストを記録した日高大が務める。昨シーズンは開幕スタメンをつかんだ2年目の矢口駿太郎も控えており、左右両サイドでプレーできる松田陸もツエーゲン金沢から加入した。