J1の川崎フロンターレが、新加入したオランダ帰りのDFのメッセージ動画を公開した。名前だけでも注目を集めていた選手の自己紹介に、ファンが早くも心をつかまれている。
川崎からはこのオフ、左右の主力サイドバックが羽ばたいた。登里享平がセレッソ大阪へ、山根視来がアメリカMLSのロサンゼルス・ギャラクシーへと移籍したのだ。
左サイドには、サッカー日本代表にも選出されていた三浦颯太をヴァンフォーレ甲府から迎えていた。一方、右サイドは20日の新体制発表までに補強が行われていなかった。
ただし、予兆はあった。一部では、オランダでプレーする元U-23日本代表の右サイドバックの名が取りざたされ、新体制発表の席でも強化部の伊藤宏樹氏が「名前は長い」日本人選手と交渉中であることを明言していた。
すると翌21日、待望の公式アナウンスがなされた。オランダ1部NECナイメヘンからファンウェルメスケルケン際が完全移籍で加入すると発表されたのだ
オランダ生まれのファンウェルメスケルケンは2歳から山梨県で育ち、ヴァンフォーレ甲府の下部組織でプレーした。高校卒業後はオランダへと渡り、9シーズンを過ごしてきた。
伊藤氏も口にしたように、長い名前も特徴的だ。加入にあたり、クラブの公式ホームページで本人も「名前が長く、初めは覚えづらいかもしれませんが、まずはSAIで覚えていただければ幸いです」とコメントしている。