■久保建英は引き続きトップ下か
とりわけ攻撃陣は総入れ替えが必要ではないか。イラク戦はFW浅野拓磨(ボーフム)、2列目(右から)伊東純也(スタッド・ランス)、久保建英(レアル・ソシエダ)、南野拓実(モナコ)の陣容で行ったが、前半は機能せず、後半頭から右に久保、左に伊東、真ん中に南野という配置にしたことで流れが変わった。ただ、伊東はイエローカードを1枚もらっていて、南野も21日の全体練習を回避。その2人は使えない。
であれば、今回は右に堂安律(フライブルク)、トップ下に久保を起用し、左は中村敬斗(スタッド・ランス)か前田大然(セルティック)のいずれかを配置。FWに上田綺世(フェイエノールト)を入れて挑むのが現実的だ。
左に関しては、得点力を重視するなら中村だが、相手の右ウイングバックの主将・マングクァラムカーも推進力があるため、守備強度を考えると前田の方がベター。どちらを選択するか分からないが、とにかく早い時間帯の先制点はマストだ。
(取材・文/元川悦子)
(後編へ続く)