■ゴールは生まれず、完敗だった…
先発した久保建英、伊東純也、南野拓実も厳しいマークにあい、倒されている。
さらに前半のロスタイムにもまたアイマン・フサインとアリ・ジャシムにやられてしまった。アリ・ジャシムの喜び方はまるで天下を取ったようだった。
後半、日本は負傷から復帰した冨安健洋を投入した。堂安律も入ったが、ゴールは生まれない。
イラクのヘスス・ガルシア監督の自信が選手たちに乗り移ったように、イラクは日本を押さえ込んだ。
遠藤航がロスタイムに1点を返したが、それまでだった。
完敗だった。
この負けによって、ノックアウト・ステージの様相は変わってしまった。
スタジアムも対戦相手も変わる。
日本の相手は韓国かヨルダンになるだろう。
その後も興味深い戦いが続くことになり、ある意味、面白くはなってきたのだが。