沖縄キャンプ中のJ1ガンバ大阪の“ロンド”の練習シーンにファンが注目。今季から加わった遠藤保仁コーチのプレーに感嘆の声が上がっている。
スペイン人のダニエル・ポヤトス監督2年目のシーズンを迎えるG大阪は、昨季16位(9勝7分け18敗)に終わった戦いからの“修正”が求められる。新戦力として、名古屋グランパスからDF中谷進之介、大分トリニータからDF坂圭祐、柏レイソルからMF山田康太、清水エスパルスからMF岸本武流、横浜FCからFW山下諒也、さらに同じ大阪を本拠地とするセレッソ大阪からDF松田陸、MF鈴木徳真を獲得した。だが、彼ら以上に注目を集めている存在が、現役引退即トップチームのコーチとして古巣帰還を果たした遠藤氏だ。
1月9日の突然の引退発表が話題となった遠藤氏。現在43歳ではあるが、まだまだ現役選手との差はなく、技術はむしろ“上”だ。古巣復帰後もコーチとして選手たちをサポートしながら、自らトレーニングに“自然体”で参加している。
その遠藤コーチの姿を、G大阪公式ユーチューブの「沖縄キャンプレポート」で公開されており、キャンプ3日目となる1月20日の練習では、ネタ・ラヴィ、イッサム・ジェバリ、食野亮太郎、三浦弦太、岸本武流との6人組で4対2のロンド(ボール回し)に参加しているシーンを収録。そこで遠藤コーチは、他の誰よりも柔らかく、華麗なボールタッチを何度も披露している。