2024年の白星スタートを切った森保ジャパンだが、得点源として期待される浅野拓磨、上田綾世はコンディション不良のため別メニュー調整が続いていた。
その中で前日会見で森保一監督は細谷真央の先発を明言し、「攻撃をけん引して欲しいと思いますし、得点を取ってもらえるように貪欲にゴールに向かって、アグレッシブにプレーして欲しいと思います。その上で彼は守備のスイッチを入れられる選手なので」と攻守両面で大きな期待を寄せた。
そして南野拓実や堂安律、伊東純也らのトップ起用の可能性にも言及し、「1トップなのか0トップなのか。FWが1人になったので、いろいろ考えてチャレンジしていきたい。戦術の幅を広げていくには良い機会」とも話していたが、終わってみれば細谷はフォワードとして90分間フル出場。堂安や南野、伊東との競演も上々の出来であった。
ただ「しっかり爪痕を残せるような活躍をしたい」と口にしていた細谷にとっては、シュート3本は空砲となり無得点。結果を求めた若武者にとって悔しさも残ったはずだ。