1月1日、サッカー日本代表はタイ代表と対戦。5-0で勝利したが、先制ゴールが入るまで苦労する展開となった。
この日の日本代表は、伊藤涼太郎、藤井陽也、奥抜侃志と3人の代表デビュー組が先発したのだが、連携面での不慣れさが目立ち、ゴールが遠い展開に。伊東純也が配置された右サイド以上に左サイドの攻撃がやや停滞気味だったこともあって、ハーフタイムに森保一監督は2枚替えを行う。
そうして後半開始からピッチに立った堂安律が、後半4分過ぎに相手陣内のやや左でボールを受けると、右サイドに展開。ペナルティエリア内でこれを受けた伊東純也が、ゴール前にパスを送る。しかしこれは相手DFに当たってコースが大きく変わるのだが、それを回収したのが田中だった。
伊東にボールが渡る寸前にゴール前へ急激に加速。それが功を奏してボールを拾うと、右足でコントロールして落ち着いて流し込み、前半の苦労がうそだったかのようにゴールネットを揺らしたのである。
このゴールがきっかけとなって、日本代表はその後、追加点を重ねる。前半が無得点だったのに対し、後半は5得点を決めたのだ。