■今季FC大阪で守備の要として活躍

 山口に加入した板倉洸の読み方は「いたくら・たける」であり、埼玉県出身の25歳。横浜F・マリノスの下部組織育ちで、東洋大学から2021年にJ3のヴァンラーレ八戸に加入し、今季はFC大阪でリーグ戦33試合に出場した。今季FC大阪を率いた志垣良監督が来季から山口の指揮を執ることが決まっており、新監督が引っ張ってきた形。信頼の高い証でもある。

 日本代表の板倉滉(いたくら・こう)とは、名前の漢字も読み方も異なるが、「洸」と「滉」はともに一文字で、「さんずい」と「光」まで同じであり、確かに紛らわしい。だが、実力は確か。知名度が上がれば、間違われることも少なくなる。今後の活躍とステップアップに期待したい。

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