3年ぶりの天皇杯制覇を目指すJ1川崎フロンターレに“滝行”での優勝祈願が届けられた。
リーグ戦では8位に終わって2年連続の“V逸”となった川崎。ルヴァン杯では予選リーグ敗退となったが、天皇杯では2回戦の栃木シティFC(3−1)から、水戸ホーリーホック(2−1)、高知ユナイテッドSC(1−0)と苦しみながらも勝ち上がると、準々決勝ではアルビレックス新潟に2−2からのPK勝ち。そして準決勝ではアビスパ福岡を4−2で退け、2020年度以来3年ぶりとなる同タイトル獲得に王手をかけた。
決勝の相手は柏レイソル。舞台は国立競技場で、12月9日14時にキックオフされる。その大一番を前に、宮崎県綾町のふるさと納税係が公式エックス(旧ツイッター)を更新し、「いよいよ明日は天皇杯決勝!祈願も完了!滝行de機運上昇!絶対優勝 頑張れ!フロンターレ!」と綴った上で、優勝を祈願した動画を投稿した。
その動画には、町の男性職員2人が登場。その2人は川崎のユニフォームとTシャツの半袖短パン姿で果敢に滝壺の中を突っ切り、滝に打たれながら両手を合わせて優勝を祈願している。例え南国・宮崎だとしても冬の川の水の冷たさは想像に難くないが、気合十分に大声を張り上げている。