■「ここまでしてくださって本当に有難い」

 この天皇杯決勝の大一番を前に届いた“滝行エール”に対して、以下のようなコメントが寄せられた。

「霊験あらたかな綾町の滝行だ 冬なのにありがとうございますw」
「すごい!!心強い!!ありがとうございます 優勝しましょう」
「うわぁー身体張ってるなぁ 綾町から嬉しいですね」
「ここまでしてくださって本当に有難いですね 絶対に勝たねば!勝たせねば!!どうか風邪など引かぬようお気をつけて…」
「やっぱ綾町やで」

 綾町は宮崎県中西部に位置する推計人口7000人弱の町。温暖な気候と天然芝のグラウンドを持ち、これまで多くのJクラブが春季キャンプ地として利用してきた。川崎もかつて同地でキャンプを行っており、その繋がりで優勝を祈願されることになった。

 この綾町による“滝行”は今回が初めてではなく、昨年の天皇杯ではJ2ヴァンフォーレ甲府の必勝祈願を行っており、見事、J2の甲府がJ1のサンフレッチェ広島を打ち破る“下剋上”を成し遂げた。果たして今回はどうなるか。川崎としても2年連続で無冠に終わる訳にはいかない。“滝行”に負けない「気合」で臨むことになるはずだ。

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