■イマノル監督の下で多くの若手が躍動

 イマノル監督はスペイン・バスク州出身の現在52歳。レアル・ソシエダのカンテラ育ちで1990年から1998年までトップチームでプレー。2003年に現役引退してクラブのスカウト、そしてユースやBチームの監督などを経て、2018年12月からトップチームを指揮している。
 
 トップチームの監督就任後、2019-20シーズンの6位から、5位、6位、4位と安定した成績を収めると同時に選手育成力が高く評価されており、レアル・マドリードで燻っていたウーデ・ゴール(現アーセナル)など、多くの若手たちが躍動。そして久保もイマノル監督の下で大きく成長、進化を遂げている。

 将来、久保が自身のキャリアを振り返った際、間違いなく「恩師」と呼ぶことになるであろう指揮官の隣で肩を組まれている写真は大切な“宝物”になるはずだ。

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