■南野「サッカーでは何が起こるか分からない」

 中盤は主将である遠藤航がアンカーで先発か。14日の練習から参加し、笑顔を見せながらランニングなどリカバリーメニューをこなした。このチームの公式戦初戦で、キャプテンマークを巻いてピッチに立つはずだ。

 南野拓実も試合開始からピッチに立つか。南野は13日の練習から参加。14日のメニューもすべてこなした。13日の練習後に「サッカーでは何が起こるか分からない。まず初戦でしっかり勝つことが重要」と話し、「W杯予選での経験をチームに伝えられれば」と、前回大会の2次予選を勝ち抜いた選手としての意気込みを語った。10月シリーズから代表に復帰したものの、その経験はこうした戦いで生きるはずだ。

 鎌田大地、久保建英、田中碧という選択肢もある中で、もう一人は堂安律か。この4人は14日の練習から合流し、リカバリーメニューをこなした。

 鎌田は膝に不安を抱えていたことで10月シリーズではメンバーから外れたものの、14日の練習後には「膝はもう別に問題ない」と答えて、出場へアピール。一方で、自チームでの出場機会が限られていることがどう判断されるか。

 また、続くシリア戦を考えれば、ラ・リーガに加えて欧州CLも戦う久保はここでは温存される可能性が高いかもしれない。

PHOTO GALLERY 全ての写真を見る
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4