■CBでは谷口彰悟のみが順調な経過
まずGKは大迫敬介だろう。第2次森保ジャパンの発足時点においては、シュミット・ダニエルが正GK候補で、さらに大迫敬介や谷晃生、中村航輔といった選手が招集されていた。しかし、大迫が徐々に先発機会を増やすと、10月シリーズではGK陣が刷新。大迫に加えて、鈴木彩艶と前川黛也が招集される陣容となった。今回のミャンマー戦で、大迫が正GKに名乗りを上げることが予想される。
最終ラインは、右から菅原由勢、谷口彰悟、町田浩樹、伊藤洋輝か。今回の試合でCB陣が厳しい状況にある。というのも、ここまで主軸として戦ってきた板倉滉が足首の手術をして現在は回復を待っている状況ということで召集メンバーから外れていた。それに加えて、14日の練習で冨安健洋が別メニュー調整に回っており、さらに、町田浩樹と渡辺剛はこの日の午後に関西空港に到着したため練習に参加するこができなかった。
14日の時点で谷口のみがコンディション面で順調といってよく、先発は確実。その相方が町田浩樹か渡辺剛かになりそう。町田浩樹はすでに第2次森保ジャパンで3試合に出場しており、戦術理解度という点で分があるため、先発メンバーに予想した。
シリア戦に向けて菅原を毎熊に、伊藤洋輝を中山雄太にする可能性もあるが、いずれもしてもこのチームでの出場を重ねており、SBは柔軟な選考が可能となる。