■最終予選をにらんだテスト
――11月は、森保監督のマネジメントの手腕も見どころになりそうです。
後藤 どういう決断をするのかな。ワールドカップ予選が本当に大変だということは、2回目なんだから森保監督も身に染みて分かっているはずだし。
大住 戦力差があるからミャンマー戦が本当の意味でのテストになるとは思わないけど、最終予選になったら本当にすごくシビアな戦いになる。前回と同じように苦しむのか、今回はこうやったからうまくいったねという今後の糧にする予選にできるのか。そのための準備としてミャンマー戦から考えていくというのは、すごく重要だと思うよね。
後藤 今回の激論で最初に話したように、今の日本代表はすごく良い状態だけど、それを維持するのは大変なこと。だから、いろいろなテストをして刺激を与えることも必要だと思いますね。最終戦のシリア戦までには、2次予選突破は決まっているはず。だから、そこで新戦力をテストする。強いチームであるシリアを相手に戦える選手なら、いざという時に頼りにできる。同様に、11月のミャンマー戦は、何らかのテストするための良い機会だと思うよ。ミャンマーとはかなりの戦力差があるんだから。