10月24日、川崎フロンターレはアウェイでACL第3戦としてパトゥム・ユナイテッドと対戦。4―2で勝利した。
ACL3連勝を飾ったフロンターレだったが、前半、ホームチームを前に攻守両面で苦しんだ。この日の気温は30度で、「日本とは全然違う」と選手も話す湿度による暑さもある中、パトゥムは古巣対決となったチャナティップを中心に川崎のスペースを使おうとした。
それでも前半14分に遠野大弥のゴールで川崎が先制するが、前半アディショナルタイムに失点。システム変更をしながらリードを広げようとしたが、イーブンの形で折り返すことに。
「先制することができましたけれども、前半は終始、自分たちの意図する形でボールが取れなかった」
試合後にこう振り返った鬼木達監督は、後半、瀬古樹を入れて、「もうシンプルに自分たちの今までやってきた形を押し出そう」としたことが功を奏し、後半7分に勝ち越し弾を奪うと、同23分、同32分に立て続けに追加点を奪う。後半37分に不可解な形でPKを与えて失点してしまったものの、勝ち切ることに成功した。