■傷を負いながらの３連勝
指揮官は試合を総括して、「自分の戦術的な変更も少し難しくした部分もあります」と話すが、「後半しっかりと選手が立て直してくれた」と選手を賞賛。「非常に難しいゲームでしたけども、守備でも攻撃でも攻撃的にいけたことが勝利につながったと思います。またこれを、選手もですけど自分自身が学んで、次のステップにつなげていきたい」と続けている。
暑さだけでなく、“アジアの笛”にも苦しんだ。PKを与えた場面だけでなく、後半には理解に苦しむイエローカードを何枚も提示された。
さらに、後半には大南拓磨が負傷交代。今シーズン、怪我人が続出していた最終ラインで獅子奮迅の働きを見せていた背番号３は「足首を強くひねり」（鬼木監督）、試合後には松葉杖でバスに乗り込んだ。ジェジエウがこの試合で公式戦に復帰したものの、怪我人の連鎖は止まらない。
グループリーグ突破に向けて３連勝を果たしたが、傷を負いながら手にした勝点３だった。
