サンフレッチェ広島はJ1リーグ第27節で、首位のヴィッセル神戸に2-0で勝利。ホームで勝点3を獲得した。ゴールシーンや大迫敬介のプレーなど見どころが多かった試合で、マルコス・ジュニオールが披露した技が話題になっている。
今夏、広島はチームの背番号10が入れ替わった。名古屋グランパスへ移籍した森島司に代わり、新たなエースとなったのがマルコスだ。加入後初出場となった川崎フロンターレ戦ではいきなり1ゴール1アシストを記録するなど、期待通りの活躍を見せた。
そのマルコスは神戸戦でもスタメンで起用されると、積極的にシュートを狙っていた。その一方で試合が止まった時間にも、さりげなく見せ場を作っていた。それは後半の31分、センターライン付近の広島のファールで笛が鳴らされた場面。転がったボールの側にいた背番号10は、ボールをかかとですくいあげると、そのまま浮かせて頭上を通してキャッチしたのだ。
チームの公式SNSがこれを動画で取り上げたところ「さりげなすぎて現地わからんかった笑」「すごw 現地おったのに見てなかったw」などの声が見られた。現地でも気が付けないほど、ひっそりと行っていたことが伺える。
なお、マルコスはこのタイミングに行われた選手交代でピッチを離れた。キャッチしたボールは歩み寄って来た相手選手に渡している。