■負傷離脱したエリキの代役として

 FC町田ゼルビアは現在、勝点67(20勝7分け5敗)でJ2リーグ首位に立っており、消化試合が1試合少ない状況で2位のジュビロ磐田に勝点差9の大差を付けている。しかし、今季18ゴールを決めてきたエースFWエリキが8月19日の清水エスパルス戦で負傷退場して今季絶望となった。このピンチに白羽の矢が立ったのが、アデミウソンだった。

 自身の不祥事を乗り越えてのJリーグ復帰となるアデミウソンは、クラブを通して「私は日本にいた時に、過ちをおかし、私を信頼し応援していただいた全ての皆様の期待を裏切ってしまいました。本当に申し訳ございません。」と改めて謝罪するとともに「今回、再び日本でプレーをできるチャンスを頂き、皆様の信頼を得るために、ピッチ内外で全力を尽くすことをお約束します。皆様の前でピッチに立つのが待ち遠しいです。」と活躍を誓っている。

 実力は誰もが認めるところ。発表即合流というスピード感を持って、チームのJ2優勝に貢献できるだろうか。そのパフォーマンスに注目が集まっている。

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